アラスカの大自然の中で武道する毎日を雑記


by alaskakendo

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PNKF大会に参加して

b0241736_917535.jpgシアトルで毎年秋に開催される大会に数年ぶりに参加してきた。

例年11月は日本にいるため、なかなか参加がかなわないのだが、今回はアラスカから2名の剣士と、日本から女性剣士1名がアラスカチームとして参加した。

ここで大活躍したのは成年無段者の部で準優勝した加藤健太君。まるで火の玉ボーイのような活気あふれる試合だった。

しかし決勝戦では初太刀に小手をうまく取りながら、中盤で面を返され、最後にはうかつに面に行った所を狙っていたと思われる出小手に取られて惜しくも優勝を逃した。





b0241736_9215950.jpgそれでも最初の試合が10年以上も前で、しかも今回が2回目の試合であることを考えたら、申し分の無い結果だったが、本人は相当悔しかったようである。

また、取られた所も自分の一番の弱点を正確につかれた結果となり、余計に悔しい思いでいるようだ。

これを肥やしにしてもっと大きく成長してほしいものである。



彼の団体戦での活躍ぶりもユーチューブに記録したので是非ご覧頂きたい。
http://www.youtube.com/watch?v=4eLXyVnPnbQ




b0241736_9224895.jpg次に活躍したのは

新鋭クリス・マッキー。

始めての試合は心の準備ができておらず敗北を喫したが、団体戦では有段者を相手に一歩も引かぬ好試合を演じた。

もし判定があったら勝っていたであろうと言う程の好内容だった。

今回の試合で自分の課題もしっかりつかんで来た様なので、次回が楽しみである。





b0241736_9233365.jpg日本からのゲスト参加は横山まこさん。彼女は神奈川県茅ヶ崎市の剣聖館亀井道場(亀井賢司教士7段)の稽古に参加して4年目の2段である。

その細腕で大男相手に大奮闘したが、2本負けを喫してしまった。

それでもチーム戦の楽しさを実感したようである。

http://www.youtube.com/watch?v=sWLlNf7VAPk








翻って自分を見てみれば・・・・。




b0241736_9243654.jpg全くふがいない試合内容で。勝った時も負けた時もみっともなかった。

相手を攻め切ることもせず、

相手を引き出すこともできず、というかしようともせず。

ただひたすら打ちに行っている。

相手の動きに反応しているだけだったり、びくついて反応しすぎていたり。

みっともないったらない。




せっかく狭くなって来ていた脚幅も、数年前と同じくらい広くなり、体重のかけかたや、立ち姿のバランスも違う。

この微妙なバランスがまだ自分のものになっていないと、姿勢も攻め方も打ち方も全く違ってしまうのだ。

ビデオで改めて見ていると、もう文字通り、穴があったら入りたいくらい恥ずかしく、誰にも見せ宅無い程なのだ。





できるものならタイムマシンでこの日に戻って最初からやり直させて欲しい。自分のしたことにはほとんど責任を持てる自分が、ここまで自分のしたことに深く後悔するのは本当に久しぶりだ。

しかしこういう所からこそ学ぶべき所が多くあるのだと冷静に判断し、反省し、今後の課題を書き出して、早速稽古に取り組んでいる次第である。

数ヶ月ですぐに効果が現れるとは思えないが、とにかく来年までに自分の剣道をもう目盛り1つ分は上げられなければ、7段合格はまぐれでも不可能であろう。

気持ちの問題もある。打たれたくないと言う気持ちが強すぎると相手に敏感に反応しすぎる。

今回はそれが顕著であった。この気持ちは無くなりはしないのだから、抑えることはせずに、違う動きへと転化するなどの方法を模索するべきである。要研究!

気持ちを強くするには、衰えを感じつつある体力や、持久力も鍛えなければならない。

稽古を充分していると言う気持ちが自信にも繋がる。

そして先生方の剣道を研究し、自分の剣道を見つめ、理想の剣道増を具体的にイメージして、それに近づくにはどうしたら良いかと言うことに対して具体案を書き出して、それを実行して行く。

今回の無様な自分の剣道に対して、自身の反省を表現するにはこれを実践するしか無いであろう。
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最後に、さりげなく、まるで世間話をするように貴重なアドバイスをくださったダグ・今西7段に感謝いたします。
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by alaskakendo | 2012-11-08 09:37